心理カウンセラーがおすすめする日記の効果とは?

いつも「徒然日記」をご利用頂きありがとうございます。

写真にある言葉は、「アンネの日記」で有名な“アンネ・フランク”の言葉です。

I can shake off everything as I write; my sorrows disappear, my courage is reborn. 
私は書くことであらゆるものを振り払うことができる。私の哀しみは消え、勇気が再生する。

多くの不安や恐怖のなかで生きた”アンネ・フランク”の言葉に、日記が与えてくれる効果がギュッと詰まっているようにも思いますが、理解をより深めるために、世界でオンラインカウンセリングサービスを展開する”BetterLYF”の記事(日記を書くことによる5つの効果)を参考に、意訳・独自解釈を交えて「日記の効果」を紹介します。


1.明快さの提供(Provides Clarity)

日記を書くという行為は、 私たちの頭や胸の中に広く散らばった考えや不安を、構造的に整理する手助けとなります。目の前に考えや不安を整理することで、私たちは状況の理解や問題の解決をすることが出来ます。

2.問題解決(Problem Solving)

私たちが、直面する問題について日記に書く時、問題の全体像や、それらの因果関係(原因と結果)を整理するができます。これによって、表面上は無関係に思えていた事象や考えの関係や、自分自身の思考パターンについて気付くことが出来るのです。

3.自己発見(Self-discovery)

自分のとった行動や発言・考えについて振り返り(内省)を行うことで、自分の強みや弱み、または野望に気づくことができ、自分の成長を促すことが出来ます。

4.自己表現/発散(Self Expression/Venting Out)

私たちの感情や考えをありのままに書き留めている間、文法や論理、構造の限界を超えて、自分自身を自由に表現をすることができます。

5.ストレス軽減(Alleviate Stress)

怒りやフラストレーションや悲しみを日記に記すことで穏やかな感情を取り戻すことが出来ます。心理学者で研究者のジェームズ・ペネベーカーによると、ストレスを感じた出来事について書くことは、それらを消化・軽減するのに役立ち、私たちの健康に与える悪影響を減らすそうです。

日記は、家族や親しい友人と話すことと、どう違うのか

頭の中を暗い感情がうずまいている時、私たちにとって、考えや感情を整理し表現することは簡単ではなく、時には激しく、乱暴な考えを持ってしまうこともあります。しかし、日記を書いている間は、自分自身の乱暴な考えや偏見を持っていることに恐れることなく、自分自身を明確に表現してもよいのです。

日記を書くことは一つの治療法であることが証明されており、トラウマのようなネガティブな経験を克服するために用いることが勧められています。研究者のジョシュア・スミスは、執筆による「癒しの力」を利用するには、単に感情を発散すのではなく、自分の感情をよく理解し、感情から学ぶために日記を執筆する必要があると述べています。

Paper has more patience than people – Anne Frank
紙は人々よりも我慢強い - アンネ・フランク

アンネ・フランクの言葉の引用がオシャレな記事でしたね。

では、「徒然日記」で素敵な日記ライフを引き続きお楽しみください!

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