1冊の日記帳
本アプリを開発することにした”きっかけ”は、祖母から数年前に受けとった「1冊の日記帳」です。
私は3人兄弟の長男で、弟妹と年が近いことがあり、物心ついたころから私は「お兄ちゃん」でした。
「お兄ちゃんなんだから」
小さいころからそんな言葉をかけられることが多かったためか、泣き虫でありながら悲しいことがあっても口をつぐみ、涙だけを流して泣く子供だったようです。
そのおかげもあり我慢強さや自制心は身につきましたが、母方の祖母は、そんな私を見てかわいそうに思ったらしく大変気にかけてくれていました。
子供の頃の話から一気に時は経ち、泣き虫だった私も40歳を過ぎ、妻と二人の子供を連れて母の実家に行ったある日、祖母から1冊の日記帳を渡されました。
「あなたの事を書いた日記なの、後で見てね」
それは、古さはあるものの、ハードカバーで厚みがあるもので、装丁から品を感じる日記帳でした。
成長の記録

「昭和55年4月6日 小雨けむる日曜日」
そんな書き出しの日記帳には、祖母から見た、私の40年間の成長が記載されていました。
その日の天気、私の様子、母の様子、兄弟、父、祖父の様子、そして祖母の感情。
写真や映像には映らない多くのものを感じ取れる内容でした。
病気、怪我、反抗期、父との確執、などなど
数週間から数ヶ月、時には1年以上、日記の間隔は空いていましたが、私の成長が事あるごとに記録されていました。
祖母の視点で日記に描かれた「私」と「その周り」の様子は、一種の『小説』のようでもありながら、私の成長への願い、健康への願いを記した『手紙』のようでもあり、大きな愛情を感じました。
徒然日記に込めた思い
私自身、子供達の成長を日記として記し、いつかプレゼントしたいと思いますし、私のように日記を受け取ることで、愛情を感じる人が生まれることを願っています。
現時点で、どなたかに日記をプレゼントする機能はありませんが、今後、電子ファイルを、または単行本や装丁した本をプレゼントできる機能・サービスを開発して行きたいと考えております。
実現までの道のりは長いと思いますが、応援および引き続きのご利用どうぞよろしくお願いいたします。
以下のリンクよりアプリのインストール/更新よろしくお願いします。


遠く離れて中々どころか何年も会えない親友と、どうにか繋がりたい思いで交換日記アプリを探していて徒然日記を見つけました。まだ登録したばかりで使い方もこれからですが
製作者様のブログを見て心動くものを感じコメントさせていただいています。
製作者様の優しさ繊細さを感じこのアプリが私と親友の中をより深めてくれそうな期待を感じています。ありがとうございます